<旅日記>
この三連休も、たくさんのウォーキング大会がありますが、本日は、さわやかウォーキング”世界遺産登録5周年記念 第6弾 熊野古道 通り峠・丸山千枚田 ”に参加してきました。
臨時快速さわやかウォーキング号は名古屋駅を6:49に発車するんですが、小生、昨晩、金山のJTBで乗車券や特急南紀の特急券を購入していたんですね。特急を使えば、5、6000円余分にかかるんですが、何年も使わずにいた旅行券で購入したので、キャッシュの流出は多くありません。
そんなわけで、小生はいつもよりゆっくりと名古屋駅に向かい、8:11発の紀伊勝浦行南紀1号に乗り込んだのでした。名古屋駅12番線を発車した南紀1号は、 桑名、 四日市、鈴鹿、津、松阪、多気、 三瀬谷、紀伊長島、尾鷲、の順に停車し、熊野市駅1番線に、定刻より約4分遅れて11:04に到着しました。
列車を降りたら、改札の真ん前だったので、写真を撮影する間もなく、改札を抜け、導かれるままに、駅前の臨時バス停で切符を購入し、バスに乗り込みます。
バスは、駅前から七里御浜に並行して走る国道42号線を南下します。東側に海が広がっているのですが、その海は、伊勢湾ではなく、熊野灘でして、”キラキラ”光って本当に美しかったです。
”キラキラ”といえば、小島慶子アナですが、彼女は、最近は、”ギラギラ”か、”ギトギト”って感じですね。車窓から見える熊野灘は”キラキラ”ですうう。そんなことを考えていたら、バスは、国道311号線に入り、内陸部に向かいます。いくつものトンネルを抜け、最後の風伝トンネルを抜けると、矢の川大平バス停はもうすぐです。
<熊野交通の臨時バスです>それでは、今日も特に、理由はないのですが、この曲を聴きながら、熊野古道を歩きましょ。
通り峠を含む北山道は、風伝峠から吉野方面へ通じる道で、熊野三山を目指す参詣道とは異なるため、世界遺産登録の対象ではありませんが、美しい石畳が残り、展望所からは、丸山千枚田を眺めることができます。
<通り峠に向かいます>
かつては、生活道であり、いつも風の通りが良いことから、その名が付いたといわれます。確かに、今日も気持ちの良い風が吹いていました。
<子安地蔵尊です>
通り峠には、石垣の祠があり、子育てや安産の地蔵尊として信仰を集めていました。
通り峠から片道10分ほどの千枚田展望所に向かったんですが、大混雑でした。十分にすれ違える幅があるのに、立ち止まったりする人がいたり、狭い展望所の入口近くで非常識にも弁当を喰っている人がいたりして、随分と時間がかかりました。
<千枚田展望所のウォーカーです>
丸山千枚田は、奈良、和歌山の県境とも接している三重県熊野市紀和町にあります。
<展望所からの眺めです>
文献に初めて登場するのが、関ヶ原の戦いの功により、紀伊に移封された浅野幸長による慶長6年(1601)の検地の記録で、高低差100m、7町歩(約7ha)に約2240枚の棚田があったと記録されているそうです。
展望所から通り峠にもどり、丸山側に下ります。
<丸山側下り口です>
その後、明治時代には11.3haにまで増え、戦後20数年間は、ほぼその規模で維持されてきました。
<県道40号です>
しかし、昭和40年代半ば以降、過疎化と高齢化により耕作面積が減少。平成初期には明治期の半分以下の4.6ha、500枚程度にまで減少してしまいました。
下り口から県道40号をしばらく歩くと、急に視界が広がり、青空を臨むことができました。
<棚田です>
この千枚田の保存には、棚田オ−ナ−制度が活用されています。オ−ナ−は、約100平米の田に一口3万円で出資します。
県道から下を見ると稲刈りの終わった棚田が広がっていました。
<棚田の中心部です>
もう1時近くになり、おなかが空いてきました。
“一枚の田も減らすもんか!”とのキャッチーフレーズを基に、平成11年度「丸山千枚田を守る会」をスタート、会員を募集しています。
<記念写真を撮りました>
丸山集落は戸数33戸。住民の平均年齢は約70歳です。田植えなどの農作業は、集落住民と守る会会員、棚田オーナー(113組・517人)が参加します。
<案山子です>
昼食は、現地で調達できると思い、熊野市駅前では弁当を買わずに、バスに乗り込んでしまいました。
<弁当がない!!>
農林水産省は、農業収入や兼業のみでの棚田の維持が難しいと考え、観光地化を目的とした日本の棚田百選を選定しました。1999年7月16日に発表された百選には、丸山千枚田も選ばれました。
<大石です>
棚田の中央部には、めちゃ巨大な岩があります。なんで、ここにひとつだけ巨岩があるのか不思議です。
<下から見上げる>
棚田の一番下付近まで来て見上げると、当たり前ですが棚田には見えません。でも、青空と白い雲が美しいいいっす。
この後は、林道をバス停に戻り、臨時バスに乗り込むと、すぐに、熊野市駅に向けて出発しました。
駅前には13:50に着きました。ゴール手続きを済まし、帰りの自由席特急券を購入した後、熊野古道弁当を買って、遅い昼食を取りました。
<熊野市駅にて>
快速さわやかウォーキング号の発車時刻は15:31で、特急南紀84号の発車時刻は15:10です。さわやかウォーキング号は4両編成ですでに入線しています。ホームに並んだ乗客の要望で14:30頃には扉が開きました。15時前には座席がいっぱいになり、座席に座れないさわやかウォーキング難民が大量に発生していました。
小生は、南紀84号で戻ったのですが、それでも名古屋駅に着いたのは18:23でした。
時間とお金はかかったのですが、それでも、丸山千枚田は見る価値があると思いますよ。でも、遠方の方は、1泊ぐらいして、鬼ケ城、七里御浜、獅子岩、花の窟神社、そして、丸山千枚田をゆっくり回るのがいいと思いますよ。静岡から新幹線を使って日帰りで帰るなんてばかげていると思います。
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以上





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