さわやかウォーキングで、”織部の里公園と歴史の高山城跡の散策”に行って参りました。
- 2011.11.23 Wednesday
- 20:44
JUGEMテーマ:日記・一般
<旅日記>きょうは、新嘗祭で会社が休みなのですが、明日は休みではないので、比較的近場のさわやかウォーキングに出かけることにしました。
鶴舞駅から7:54発の中津川行き快速に乗りました。快速電車は、千種、大曽根、勝川、春日井、高蔵寺、多治見の順に停車し、土岐市駅には8:32に到着しました。
土岐市駅(ときしえき)は、岐阜県土岐市泉町久尻にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線の単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅です。
3番ホームに降り、跨線橋を渡って、改札を通って、駅舎を出たところで、いつものウォーキングマップと土岐商業高校生が作成したマップを受け取りました。さらに地下道の前でコメダ珈琲店のティッシューも受け取りました。
それでは、この方の曲を聞きながら、田中邦衛さんの出身地土岐市をウォーキングしましょ。

<セラトピア土岐・美濃焼直営店”陶土う庵”にて>
ウォーキングに出かけるときは、電車の中で読むための本をいつも持っていきます。きょうは、松岡正剛さんの世界と日本をめぐる人間文化に関する本でした。行きの電車で読み終えることができず、織部焼の産地を訪れた帰りの電車で、続きを読んでいたら、P332に”バロックの織部”という項があって、びっくりしたのでした。
古田織部は二十代で信長に仕えた武将で、その後、秀吉の家臣となります。四十歳前後で利休に出会い、じきじきに茶の湯の道を伝授されます。利休が死に、秀吉も亡くなり、徳川の世になって将軍家の茶の湯の指南係として登用されます。織部はそれまでの価値観でいえば、「壊れもの」とか「損ないもの」とよばれるようなダメ茶碗を、わざわざ作らせて茶会で披露したんです。そしたらこのゆがみ茶碗が、たちまち茶人たちのあいだで噂になって、賞賛を受けたのです。
織部はさらに、美濃の陶工たちを指導して、茶碗の表面に大胆な絵柄をつけた茶碗を発表していきます。そのデザインの斬新さ、大胆さは驚くべきもので、ピカソやミロに匹敵するとまで正剛さんは書いています。
今日のコースは以下のとおりです。
土岐市駅(スタート08:30)・・・・・・織部の里公園(久尻元屋敷窯跡)・清安寺・美濃陶磁歴史館・段尻巻古墳・乙塚古墳・・・・・白山神社・・・・・・・・・南宮神社・穴弘法・・・高山城跡・・・・慈徳院・高山公園・・土岐商ショップ・・セラトピア土岐・・・土岐市駅(ゴール11:05) 距離約9.2km
◇ポイント
土岐商業高校生が作成したコースマップを当日配布します。
穴弘法は高山城跡の崖に掘られた穴と石仏群で、地元では紅葉のスポットとして知られています。