リベラルではなく、パヨクと呼ぼう

  • 2017.05.06 Saturday
  • 06:31
評価:
山村 明義
ビジネス社
¥ 1,512
(2017-02-21)
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<読書日記>
 平成29年18冊目、「日本をダメにするリベラルの正体」(山村 明義著)を読了しました。この本は、無料メルマガ「宮崎正弘の国際ニュース・早読み 通算第5198号」で下の書評を読んで、天白図書館にリクエストカードを提出して借りました。

 書評にあるように「リベラル」という言葉は、時代的にも国によっても意味合いが異なるから、使用には注意を要する。例えば、安倍政権の経済政策は、金融面でも財政面でもリベラルそのものなのだ。従来の基準で言えば保守政党は、米共和党内のフリーダム・コーカスのように小さな政府を求めるのが一般的だ。一方、憲法に財政規律条項を盛り込めとか、消費税率を上げるニダと叫ぶ民進党がリベラルを名乗るのはどうかしている。

 だから誤解の多い「リベラル」という言葉は使うのはやめよう。本書で使われているリベラルには、千葉麗子氏が考案した「パヨク」がぴったりだ。鳥越とか山口二郎とか朝日新聞とかTBSは、パヨクなのだ。

書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 しょひょう BOOKREVIEW
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日本のリベラルは「知の荒廃」を象徴してあまりある
鳥越某の惨敗でリベラルの退潮がはっきりと示されているのに。。。


山村明義『日本をダメにするリベラルの正体』(ビジネス社)
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 リベラルが日本では誤った使い方をされている。なんだか知性のある良識派とか、自由主義とか、アメリカで認識されているリベラリズムとはたいそうな懸隔がある。
 なにしろ政権与党の自民党も、リベラル・デモクラティック・パーティだから。
 桜井よしこ氏はこう言っている(ダイアモンドオンライン、16年8月2日号)
 「リベラルという表現は、むしろ愚かな人という意味合いさえ(アメリカでは)含み始めた。だから皆、いま、自分はリベラルだと言うより、プログレッシブ(進歩的)だと言っている」。
 もっと率直に言えば、米国でリベラリズムというのは治癒の見込みのない愚者という意味で使われる。


 80年代のレーガン革命は「レーガン・デモクラット」という新しい投票行動を生んだが、それは民主党支持者が、当時の民主党執行部の時代錯誤的リベラリズムに愛想をつかし、大挙して保守主義に雪崩れ込んできたからだった。
 ハンフリーとか、マクガバン、デュカキス等々。
 当時、評者(宮崎)は、取材でよくワシントンへ出かけていたので、共和党関係者とりわけレーガン支持の若者達と議論すると、「Liberal―Pinky−Fool」という熟語が飛び出してきた。
 説明の必要もないだろうが、リベラルって、結局、愚かな馬鹿という意味で会話が成り立っていた。
 それくらい退嬰的というか、反進歩的タームなのであるにもかかわらず、日本では良識的自由主義という意味と取り違えられて頻度はげしくメディアでも使われている。
 リベラリズムを巧妙に煽って、保守主義に挑む論調は朝日新聞に典型的に見られる。

 著者の山村氏は、まずリベラル派といわれる人々はダブルスタンダードであると指摘し、大江健三郎や、瀬戸内寂聴、坂本龍一、内田樹、山本太郎、古賀茂明らの名前を挙げる。このなかにはネオリベラルで売り出し中の三浦瑠麗という政治学者も入るという。
 しかし、「この『リベラル勢力』は、いま完全にほころびているのだ。最大の問題は、彼らが知的な人たちに見えて、実は根本の部分に政治哲学を持っていないことだ。端的に言えば日本の『リベラル』と呼ばれる政治勢力はリベラリズムとはほとんど何の関係もない。彼らの拠って立つのは、ただ『反権力』という立ち位置のみである」と手厳しい。
 しかい、まったくその通りである。

 日本のリベラルとは「知の荒廃」を象徴してあまりあるうえ、鳥越某の都知事選惨敗でリベラルの退潮がはっきりと示されている。
 彼らは中国や北朝鮮の核武装、人権抑圧をスルーするという際立った特性を持ち、寛容をかかげながら、他人を強要する不自由、愛のリティや弱者が常に正しいという恐怖政治が、彼らの理想らしいのだ。
 そして彼らは保守の復活に我慢が出来ないらしいのだ。
 昨年あたりから日本会議を「カルト集団」と頓珍漢な攻撃を始めた。批判本だけで十冊もでたが、どれもこれも的外れ、そのうえ、批判本を読んで日本会議に加盟したという人が相当でてきて逆効果となったのは一種のアイロニーだろう。
 かくして本書はリベラリズムの欺瞞と二重基準と、その妖しげな人脈、その没論理を徹底的に追求した快著である。

目次

 

第1章 「リベラル崩壊」後の世界
第2章 本当にダサい日本のリベラル
第3章 日本会議バッシングの未露
第4章 リベラル思想の暗黒史
第5章 国民無視の「護憲派」の正体
第6章 グローバリズムから脱却する日本独自の経済思想
第7章 本当のリベラリズムは神道にある

 

以上

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  • 2017.08.23 Wednesday
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