<旅日記>
名古屋地区のJR東海の春のさわやかウォーキングはまだ始まっていません。春の名鉄の電車沿線ハイキングは、”梅薫る植木の町稲沢・春の訪れを感じて”です。他に、養老鉄道お薦めハイキング”安八百梅園の梅まつりとソーラーアークを訪ねて”があります。どっちも、梅まつりなんですが、後者には、前から行ってみたいと思っていた三洋電機のソーラーアークがあるので、後者に参加することにしました。
名古屋駅12番ホームから鳥羽行き快速みえ51号は、7:50定刻どおり発車し、次の桑名駅には8:08に到着しました。まだ、時間があるので、一旦、改札を出て、養老鉄道の切符を買い、再度、改札を通り、4番線に向かいました。4番線は、近鉄名古屋線(下り)の6番線と共通のホームにあり、間に柵及び有人ラッチが1ヶ所設けられ、乗り換え客のために近鉄線及び養老鉄道線の自動券売機及びPiTaPaの簡易改札機が設置されていました。有人ラッチで先ほど買った切符を見せ4番線で電車を待ちました。
大垣行き8:24発の電車は、サイクルトレインで、自転車の持ち込みが可能なのですが、サイクリストは一人もおらず、ウォーカーらしき人たちが、まばらにおりました。各駅に停車しながら、烏江(からすえ)駅には、9:16に到着しました。
<養老線烏江駅です>
烏江駅は、岐阜県養老郡養老町烏江940-4にある、養老鉄道養老線の駅で養老線唯一の高架駅です。高架上にホームがあり、そのホームから東西に階段が下りています。階段を下りるとそこはもう外で、間に改札口などは一切無い無人駅ですが、今日は、駅員さんがホーム上で切符を回収していました。階段を下りて、駅舎を出ると、ウォーキングマップなどを受け取りました。
それでは、今日も特に選曲理由はないんですが、
この曲を聴きながら輪中をウォーキングしましょ。香里奈ちゃん、かわゆいいいです。なんだよ、宏ばっかりかよ。
養老山地を眺めながら、曇り空の下、のどかな田園風景の中を歩きます。今日は、昨日のように快晴ではありませんが、寒くなくていいです。
駅から約3.9km、揖斐川に架かる福束橋を渡ります。
<上流方面です。下流はこちら> 橋を渡ると、輪中の中です。まだまだ、ほとんど民家のない田園の中を歩きます。
<こんな感じです> 駅から、8.5kmぐらいでしょうか。住友化学の岐阜プラントが見えてきました。
安八百梅園はもうすぐです。
安八百梅園の手前で、”お楽しみ抽選会”をやっていました。小生もくじを引きました。くじと言っても、ペットボトルの蓋にマジックインキでアルファベットを手書きした手作り感あふれるくじでした。小生はB賞で、陶器が当たりました。ありがとう。包装紙には、
京都四条 創作陶器”たち吉”と書いてあります。あ、それから、渡辺富子さんが製造したゆかり(しその香り)も併せて頂きました。陶器は、結構、重いですが、リュックサックに入れて、梅園を散策します。
<人出はまだチラホラでした> 梅はまだ咲いていない木も多かったです。梅園を後に、中須川沿いを歩いて行くと、御鍬神社が見えてきます。
<御鍬神社です> 御鍬神社では、スタジオアリス女子オープンのマンデーに挑戦する
本多弥麗プロが本戦に出場できますようお願いしました。
中須川沿いをさらに歩いていきます。ここまでも、桜並木はあったんですが、神社を過ぎたあたりからの桜並木は、特に、すばらしいです。
<中須川の千本桜です> 名森小学校の校門の前を通り過ぎようとしたら、小生の小学校にもあった二宮金次郎像がありました。本を読みながら歩くのは危ないと言って、像を撤去する小学校があると聴いたことがありますが、本当だろうか?
<以徳報徳(徳を以って徳に報いる)>
報徳記をもとにした幸田露伴著の『二宮尊徳翁』(1891年)の挿絵で、はじめて薪を背負って歩く姿の挿絵が使われました。確認されている最初のこの姿の像は、1910年に岡崎雪聲が東京彫工会に出品したものです。小学校に建てられた二宮像でもっとも古いものは、1924年、愛知県前芝村立前芝高等尋常小学校(現豊橋市立前芝小学校)に建てられたものです。その後、昭和初期に地元民や卒業生の寄付によって各地の小学校に像が多く建てられました。
名森小学校の近くに、立派な記念碑がありました。石碑には、”義烈”とか、”犀川事件碑”とか、”輪中義民之碑”などと刻まれていました。家に帰って、ネットで知ったんですが、本巣郡穂積町(現穂積市)に対する
犀川事件の恨みが、安八郡の住民にはまだ残っているんですね。
<犀川事件碑です>
駅から11.5km、
ハートピア安八では、暖かいお茶を頂きました。お茶をサービスしてくれたおじさんが、おいしい井戸水があることを教えてくれました。
<ハートピア安八にて>
入れ物がなかったので、水は頂きませんでしたが、名古屋の水道はおいしいから、ここまで汲みにくる必要ありません。
駅から12.7km、出張の行き帰りの新幹線の窓から何度も見たことがあるんですが、やっと来ることができました。
三洋電機のソーラーアーク。
<ソーラーアークの表側です> ソーラーアークの中は無料で見学できましたが、あまり、見るべきものがありませんでした。
<ソーラーアークの中です>
やはり、トヨタの
産業技術記念館はすごいです。規模が違います。
やっぱり、ソーラーアークは、新幹線から見るのがいいですよ。
ソーラーアークを出る頃には、予報どおり、晴れてきました。
今日は、ここがゴールです。養老鉄道としては、バスで大垣駅まで行ってもらって、養老鉄道で桑名まで電車に乗ってもらいたいんでしょうが、小生は、ソーラーアークの前の県道18号を東に向かい、長良川に架かる羽島大橋を渡り、名鉄の新羽島駅に向かいました。
<長良川の鉄橋を走るのぞみ?>
新羽島駅には、12:35頃到着しました。新羽島駅から岐阜行き電車で笠松駅まで行き、笠松駅から名鉄名古屋駅に向かいました。
笠松駅の跨線橋(こせんきょう)を渡っているときに、こんなポスターを発見しました。
<笠松駅にて> 今年は大縣神社の豊年祭と
田縣神社の豊年祭が、同日開催ですうう!!知らなかったすうう。
名古屋市内はまだ、名古屋国際女子マラソンが行われており、交通規制により東西の行き来が、かなり制約されていました。
環状線の37km付近で、”Qちゃん”という声援が上がったので振り向くと、黄色いシャッツを来た高橋尚子選手が一瞬見えました。でも、シャッターチャンスを逃してしまいました。残念ですううう。
<37km地点です> 家に帰ってさらに残念なことが。”
たかじんのそこまで言って委員会”が録画できていなかったすうう
。
でも、お楽しみ抽選会のB賞の包みを開封したら、こんな素晴らしいお皿が2枚入っていました。重ねて、安八町のみなさん、ありがとう。
<たち吉の皿です>
確かに、録画をセットしたはずなんだけどなあと思いながら、旅日記を書き始めました。
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以上